お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が3日、都内で行われたインターネットテレビ局・AbemaTVの「開局1周年お祝い会」に出席。4月27日より同局でレギュラー冠番組『極楽とんぼ KAKERU TV』(毎週木曜21:00~22:00)をスタートすることが発表され、意気込みを語った。
2人は先月、同局で24時間生放送された『極楽とんぼ「KAKERU TV」~24時間AbemaTV生JACK~』で、あらゆることを"KAKERU(かける)"企画に24時間挑み続け、AbemaTV過去最高となる視聴者数360万超えを記録。その成功を受けて、そのままのタイトルでレギュラー化が決定したという。24時間生放送のラストで、AbemaTVを手掛けるサイバーエージェントの藤田晋社長がレギュラー番組を提案し、加藤が喜びの涙を流したが、1カ月経たずに形となった。
加藤は「現状はマイナスしかない。一個プラスがあるとすると、山本さんが骨折しても苦情が来ない。肋骨2、3本折っても大丈夫。今の芸能界にそういう芸人さんいないと思う。それをフルに利用して体を張った企画もやっていきたい」と話し、山本も「加藤さんのおっしゃる通り。何をされるか不安ですけど、大丈夫…肋骨の2、3本失ったところで、しっかり頑張って生きていきたいと思います」と覚悟を語った。
そして、加藤が「若手芸人のつもりで一生懸命、おっさんが汗かいてやるバラエティにしたい」「できる限りみなさんが求めているものをできるように、そして、一人でも多くの方に笑ってもらえるように頑張っていきたい」と意気込むと、山本は再び「加藤さんのおっしゃる通り」「まったく同じ」と同調。笑いが起こる中、加藤もついに「やめろー! 楽するのやめろー!」とツッコんだ。
山本は「とにかく汗をかいて、伝説の回を1回でも多く作っていきたい」と意欲。加藤から、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で人気を集めた山本扮する"油谷さん"を超えるキャラクターを作らないとと言われると、「油谷さんを超えるキャラクターを作って世に出したいと思います!」と力強く宣言した。
会見には、同局でレギュラー番組を持つ元モーニング娘。でタレントの矢口真里、お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤と小沢一敬、元SKE48でフリーアナウンサーの柴田阿弥も出席した。