辛坊治郎の海難事故、緊迫リアル映像公開もジャンポケ｢きれいなお尻だった｣

フリーキャスターの辛坊治郎とお笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤がMCを務める読売テレビ・日本テレビ系バラエティ特番『生死を分けたその瞬間 体感!奇跡のリアルタイム』(30日21:00～22:54)の収録がこのほど、都内のスタジオで行われ、MCの2人とテリー伊藤、ジャングルポケットが取材に応じた。

一歩間違えば一大事だった出来事の当事者だけが経験する時間の経過を、綿密な取材をもとにVTR再現する同番組。第4弾となる今回は、2013年に辛坊が遭遇した太平洋沖でのヨット海難事故も取り上げられる。

この事故は、辛坊とブラインドセーラーの岩本光弘さんを乗せたヨットが、日本から1,200kmの太平洋沖で沈没したもので、番組では、海上自衛隊に救出された奇跡の一部始終を、辛坊が沈没寸前の船から持ち帰った実際の映像を交えながら再現。

辛坊本人は「ひたすら、こっ恥ずかしい…」と複雑な心境を吐露するが、名倉は「実際に映像を見ると本当にすごい海難事故だったことが分かりましたし、たくさんの奇跡が起こったんだなと思いましたね」と関心し、ジャングルポケットの斉藤慎二も「実際の映像が結構長く残っていたので、すごく衝撃でした」と感想を述べた。

あまりの生々しい映像に、船に乗る石原良純は本番中、「こんなことは想定できるもんじゃない」と驚き。辛坊は「救出してくれた隊員のみなさんに感謝の言葉しかない」、岩本さんは「このまま命がなくなってしまうのかなと思った」と振り返り、スタジオを緊迫感が包んでいた。

そのVTRでは、沈没寸前で必死の辛坊が、お尻を半分出し続けている状況で、本番では当然誰もそこに触れられずにいたが、取材時には緊迫感から開放されたこともあり、テリーが「普段、辛坊さんがどんなパンツ履いてるか分かりましたね」と言及。触れてOKの空気を感じたジャングルポケットは「きれいなお尻だった」と乗っかった。

これを受け、辛坊は「あれね、実は使い捨ての紙パンツなんですよ」と説明し、「もうちょっと(海水に)触れてたら、溶けてた」と、貴重なVTRがお蔵入りになるところだったことを紹介。さらに、「スタッフは、あそこにモザイクをかけるべきか悩んだらしい」と、編集の裏側まで語っていた。

今回の番組では他にも、2011年にポーランドで起こった飛行機の"完全胴体着陸"の1分28秒を、実際の映像で体感。乗客が撮影した映像に、おのののかは「この静けさがリアルすぎて…」と息をのむ。