ローランドは、同社が輸入および販売を行っている豪州Audiofly(オーディオフライ)のインイヤーモニターの新モデル「AF1120」を3月25日に発売する。片側6基の「バランスド・アーマチュア(以下BA)ドライバー」を搭載したフラッグシップモデル。価格はオープン、想定市場価格は税抜きで72,000円前後となる模様。

「AF1120」

低ノイズで高耐久性の「Audioflex SL TwistCable」

BAドライバー6基の搭載イメージ

硬質イヤーフックを採用

Comply社製低反発ウレタンイヤーピースを同梱

「AF1120」はドライバーユニットに、高精細な音が特長のBAドライバーを片側に6基(左右合計12基)搭載したインイヤーモニター。

低音域から高音域まで、広い帯域で高い再現性を発揮し、快適なモニタリング環境を実現する。各ドライバーに接続するクロスオーバー回路には独自のフィルタリング方式を採用しており、立体的な奥行きのある自然な音の広がりを表現する。周波数特性は15Hz~25kHz。

ノイズに強く、登山用のロープにも使われている耐久性に優れたファイバー素材「Cordura」を使用した独自開発のケーブル「Audioflex SL TwistCable」の採用をはじめ、遮音性の高いComply社製低反発ポリウレタンイヤーピース、安定した装着感で利用するための硬質イヤーフックなど、各パーツにこだわりの素材を使用しているのも特長だ。

ケーブル長は1.6m。カラーはクリアの1種のみ。本体と前述の低反発ポリウレタンイヤーピース(3サイズ)のほか、ノイズアイソレーションシリコンイヤーピース(3種類/3サイズ)、ヘッドホン変換プラグ、航空機用変換プラグ、分配プラグ、キャリーケースが付属する。

「AF180」のクリアカラー

また、BAドライバーを片側に4基装備したハイエンドモデルの「AF180」にクリアカラーが追加ラインアップされることも同時にアナウンスされた。こちらも発売は3月25日となっている。