お笑い芸人の東野幸治がこのほど、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ特番『芸能人が本気で考えた! ドッキリさせちゃうぞGP』(18日21:00~23:10)の収録後に取材に応じ、「クロちゃんが底意地の悪さを全開に出しています(笑)」と見どころを語った。
この番組は、これまでドッキリを受けてきた側の芸能人が"クリエイター"となり、自分で考えたドッキリVTRで対決するというもの。ドッキリ常連の安田大サーカス・クロちゃんだが、彼を恐怖のどん底に突き落とすべく、大久保佳代子の考案したドッキリで、大がかりなフィリピンロケを敢行した。
MCの東野は、そのVTRを振り返り、「フィリピンの人たちを引かせ、スタジオにいる日本人も引かせ、OA当日は北海道から沖縄まで全員を引かせるという手はずになっております」とコメント。特に「ゲストの女優さんも本当に嫌がってました。人として(笑)」と、クロちゃんの"影"の部分を見どころとして予告した。
ともにMCを務めるウエンツ瑛士も「あれは笑うところまでいかなかったですね」と印象を語りながら、「クロちゃん的には喜怒哀楽全部が出てるVTRなので、プロモーションにはなっていると思います」とフォロー。その上で、「感情があふれ出ているので、そこまでのドッキリ番組はなかなか無いと思います」とアピールした。
第2弾となる同番組では、ドッキリを仕掛けるためのニセ番組として「BSフジ」を頻繁に利用しているが、東野は「まだまだ使える」と自信。「BSフジの番組だと、芸能人って台本に『レギュラー予定』とか書いてあると、半年後レギュラーになると思って"奴隷"になるから、楽屋の待ちが1時間になっても不思議に思わないんですよね」と、演者ならではの視点でドッキリでの万能ぶりを絶賛していた。