お笑い芸人のバカリズムがOLになりすまして書いたブログ『架空OL日記』が、本人の主演・脚本で連続ドラマ化されることが26日、明らかになった。4月から読売テレビほかで放送され、Huluで先行配信される。
これは、バカリズムが2006年から3年間、ネット上にこっそり銀行勤めのOLのふりをしてつづっていたブログを書籍化した『架空OL日記』が原作。ちょっとズボラなOL・升野英知(バカリズム)を取り巻く、ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われる同僚・マキちゃん、天然すぎる後輩・サエちゃん、細かすぎる酒木法子先輩、そして男前な先輩・小峰様という4人のOL仲間が更衣室や休憩室で繰り広げるトークや、OLにありがちなプチ事件が描かれる。
バカリズムは「もともとただの暇つぶしに始めたブログが、書籍化されるだけでも驚きなのに、ドラマにまでなるなんて超ラッキーだと思います」とコメント。主演まで務めるのはスケジュール的にも避けたかったそうだが、「この世界観を成立させるとなると、自分が演じる以外の方法がないのでとにかく頑張って面白くしようと思います」と意気込む。
監督を務めるのは、現在日本テレビで放送中のバカリズム脚本・主演ドラマ『住住』も演出する、住田崇氏。住田氏は「バカリズム脚本の中でも、最も独創的でクレイジー(笑)だと思います。キャストスタッフ一同、ドラマとしての新たな可能性に挑戦してます。放送を楽しみにしていてください」と話している。