歌舞伎役者の片岡愛之助が19日、東京・都内で自叙伝『愛之助日和』(発売中 1,400円税抜き 光文社刊)の発売記念イベントを行った。

自叙伝『愛之助日和』の発売記念イベントを行った片岡愛之助

歌舞伎はもちろん、ドラマや映画など様々なジャンルで活躍している片岡愛之助が、自らの言葉で綴った初めての自叙伝を16日に発売。普通の小学生が歌舞伎の座頭を勤めるまで過程や藤原紀香との結婚といったプライベートについても自らの言葉で語られている。

歌舞伎役者ということで着物姿で登場した片岡は自叙伝を手にしながら「役者として35年、この世界に足を踏み入れて今年で45歳になりますが、人生を振り返ってみて、結婚もしたことですし皆さんにどのような生き方をしてきたか知っていただきたくて書かせてもらいました。2年がかりで書き上げました」と説明。「とにかく1人でも多くの方に読んでいただきたいです。3月からミュージカルをやりますが、どうして歌舞伎役者なのに主演をするのか、何でテレビで変わった役をやるのか、何で片岡がいろんなことをするのかなど含め、読んでいただけると分かると思います」とアピールしていた。

妻・藤原紀香も同書を読んだというが、「一通り話してますが、妻が知らなかったこともあります。色々と知らない一面が見られたと喜んでいましたね」と明かしつつ、これまで44年の人生で1番印象に残っている出来事を「1番となるとやはり披露宴ですか(笑)。大黒摩季さんに歌ってもらったんですが、そこで『ら・ら・ら』という歌を『皆さんもご一緒に』と年代別に手を振っていただくことを強要したことは、顔が引きつりました(笑)。非常に驚きましたけど皆さんニコニコしながら手を振っていただいて非常にうれしくありがたく思いました」と笑顔を見せていた。