ワコムは16日、WindowsとOS Xに対応するクリエイティブタブレット「Wacom Cintiq Pro 13」を22日より販売開始すると発表した。また、同社オンラインストアの「ワコムストア」および一部販売店にて、16日より事前販売予約の受付を開始する。なお、「Wacom Cintiq Pro 16」の発売日ならびに価格については、後日発表する予定。
「Wacom Cintiq Pro 13」は、クリエイティブの可能性を広げる新世代の13.3型フルHD(1920×1080)液晶ペンタブレット。かつてないほど自然で精細なペン入力と、スリムで洗練されたデザインを両立させた製品となっている。これまでの「Pro Pen」の4倍(8,192レベル)の筆圧を感知するととも、ペンの追従性も大幅に向上した「Wacom Pro Pen 2」を導入し、心に描くイメージをデジタルキャンバスにダイレクトに表現することが可能だ。
また、液晶ディスプレイに光学ボンディング技術を採用することで、視差を大幅に低減した。反射防止を施したなめらかなフルフラットのガラス仕上のスクリーンに、画面いっぱいに直感的に自然な描き心地で描画することができる。マルチタッチ機能にも対応し、ピンチ、ズーム、ナビゲーション、イラスト・写真・3Dモデルなどの回転も可能だ。色再現性も高く、AdobeRGBカバー率はは87%となっている。
対応システムは、USB Type-CポートあるいはMini DisplayPortとUSBポートを標準装備したPCもしくはMacで、Windows 7以降(最新のSP適用)もしくはMac OS X 10.10以降が動作する環境が必要。価格は、「Wacom Cintiq Pro 13」本体と「Wacom Pro Pen 2」の他に、ペンスタンド(通常芯6本 / フェルト芯4本 / 芯抜き)、 ペンホルダー、ACアダプタ、各種ケーブルなどが付属して12万8,000円(税抜)。