Microchip Technologyは11月15日、次世代8ビットtinyAVRマイコン「ATtiny817/816/814/417」を発表した。

4製品は、14~24ピンを採用し、4KB/8KBのフラッシュを内蔵しているほか、tinyAVRマイコンとして初めてペリフェラルタッチコントローラ(PTC)と呼ぶCIP(Core Independent Peripherals:コアから独立した周辺モジュール)も内蔵している。このほか、周辺モジュール同士の連携を可能にするイベントシステム、カスタムプログラマブルロジックブロック、自己プログラミングによるファームウェアアップグレード、不揮発性データストレージ、20MHz内部オシレータ、USARTによる高速シリアル通信、1.8~5.5Vの動作電圧、内部参照電圧源を備えた10ビットADC、100nA未満のスリープ電流でSRAMの内容を保持可能なパワーダウンモードなども搭載。直感的かつグラフィカルに設定できるオンラインツール「START」を活用することで、組み込みソフトウェア開発もサポート可能だという。

なお、STARTは無償ツールで、設計者は、これをフレームワークとして活用する事で、アプリケーション機能の差別化に専念できるようになるという。

次世代8ビットtinyAVRマイコン「ATtiny817/816/814/417」のパッケージイメージ