Google Japanは9日、ストリートビュー用の画像を、撮影地にゆかりのある団体がGoogleの撮影機材を使用して撮影する「トレッカーパートナープログラム」を拡大。旅行者やプロカメラマンなど、団体に加え個人も対象とし、ストリートビューアプリ対応の360度カメラの貸出を実施する。

プログラム拡大に先駆けて撮影された画像。島根県の津和野町にある吉永米穀店(画像:Google)

今回開始した「ストリートビューカメラローンプログラム」では、従来貸し出ししていた、背中に背負うタイプの撮影トレッカーに加え、ストリートビューアプリ対応の360度カメラが貸出機材に加わる。Googleでは、申し込み内容に応じ、ストリートビュートレッカー、DSLR カメラ、ストリートビューアプリ用360度カメラのいずれかを貸出。撮影した360度映像は、ストリートビューアプリ対応スマートフォンを使用し、Googleマップに公開できる。

プログラムは、プロカメラマンや旅行者、観光協会のほか、非営利団体、政府機関、大学や調査団といった団体が利用可能。また、文化的な場所の宣伝や、建築物内部の写真を撮影したいという利用者からの応募も受け付ける。