FCAジャパンは19日、フィアット・ブランド初のスモールSUV「500X」が国内導入から1周年を迎えることを記念し、同モデル初の限定車「500X ブラックタイ」「500X イエロークロス」の2車種を29日から販売開始すると発表した。
「500X ブラックタイ」は、「500X」で最も人気のある2WDグレード「ポップスタープラス」をベースに、特別な内外装を採用した。ボディカラーに限定のブラック、インテリアには「500X」で初めてレザー(ブラック)を採用している。特別装備としてアダプティブクルーズコントロールも装備。17インチのブラックホイールや「BeatsAudio プレミアムサウンドシステムスピーカー」も装備した。
「500X イエロークロス」は、4WDグレードの「クロスプラス」がベースに。ボディに限定のイエローカラー、インテリアにブラウンのレザーを採用した。「ブラックタイ」と同様、特別装備としてアダプティブクルーズコントロール、専用デザインの18インチのホイールを設定している。
なお、両モデルに装備されるアダプティブクルーズコントロールは、フィアット・ブランドにおいて初めて採用される。レーダーセンサーにより前方車両を認識し、車間距離に応じて自動的に走行速度を調整。車間距離が詰まった場合は減速し、十分な距離が空いた場合は設定した速度まで再加速する。時速30km以下になると自動的に解除され、ブレーキを踏むよう警告音でドライバーに注意喚起する。
価格は「500X ブラックタイ」315万3,600円、「500X イエロークロス」349万9,200円(ともに税込)。合計240台の限定販売となる。