ディラックは20日、台湾Lian Li製のPCケースとして、Mini-ITX対応のコンパクトPC ケース「PC-Q37」を発表した。10月21日から発売する。店頭予想価格は31,000円前後(税別)。

PC-Q37

サイドパネルとフロントパネルの一部に強化ガラスを使ったMini-ITX対応のPCケース。従来製品よりも内部の様子が見えるようになり、ドレスアップ効果も高まった。ケース内部はデュアルチャンバー構造で、熱源をエリア分けして互いの熱が干渉することをなくし、効率良く冷却する。標準でファンは搭載されていないが、オプションで背面に80mm×2基、上面に120mm×2基、底面に120mm×2基を搭載できる。

HDDラックはモジュラー式で、3.5インチ×2基、2.5インチ×2基のドライブを装着可能。ドライブはケースのフレームに直接取り付けることもできる。HDDラックを外すことで、最長310mmの拡張カードが使用できるほか、最大120×360mmクラスの水冷ラジエターも内蔵可能。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが310mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大120mmまで、電源ユニットスペースの奥行きが220mmまででSFX規格の電源に対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、HDオーディオ。本体サイズはW237×D346×H345mm、重量は5.25kg。対応フォームファクタはMini-ITX。