お笑い芸人のキンタロー。が、10月19日スタートのTBSドラマ『コック警部の晩餐会』(毎週水曜24:10~24:40)で本格ドラマデビューすることが18日、明らかになった。

グルメリポーター・小田マリ役を演じるキンタロー。

この作品は、連続ドラマ初主演の柄本佑が演じる料理の腕前がプロ級の名刑事、"コック警部"こと古久星三(こっく・ほしみつ)が、容疑者たちを晩餐会に招き、犯人をあぶり出すグルメミステリードラマ。コック警部とコンビを組む新人刑事・七瀬あずみ役には小島瑠璃子、そして、西銘駿、えなりかずき、藤真利子らが出演する。

キンタロー。が演じるのは、「おだまり!」という決め台詞で人気のグルメリポーター・小田マリ。古久警部もファンの毒舌グルメブロガーでもあり、 食べ歩きの女王と呼ばれている。マリの知人で大衆割烹店の店主・香田の遺体が発見され、事件直前に彼と口論をしていたところを目撃されていたため、容疑者として逮捕されてしまうという物語の重要な役柄だ。キンタロー。はこれまでにもドラマ出演の経験はあるが、役名があり、かつドラマの中心人物を演じるのは初となる。

キンタロー。は、「浮かないように小顔矯正に行き、いつもよりも小さくして挑みました!」と告白。ヒロインの小島に似ていると言われたことがあるそうで、「こじるりちゃんと間近に何度も接することができたので、こじるりちゃんのものまねをマスターしました! 今度どこかで披露したいと思います」と明かし、柄本についても「すごく穏やかな感じで、私となんだか似ているなとまじまじと観察しました。そしたらなんだか骨格が少し私と似ている?と思い最終的に柄本さんの顔ものまねも…。私、できる! そう確信しました」と習得したようで、「お二人のものまねをフライングゲットすることに成功しました」と、元AKB48・前田敦子のものまねを交えて報告した。

また、「やっと、このチャンスがきたかと。やはり前田敦子さんも女優として頑張ってらっしゃるので、私も頑張りたいと思っていたのです」と本格的な女優デビューに大喜び。「実は中学生の頃は、演劇部所属でした」と明かし、「演技の世界に興味津々ですし精いっぱいやらせていただきました。私の新たな一面を発見できたかなと。普段、ご本人になりきるものまねが生かされた感じです」と手ごたえを感じたよう。さらに、「私の全身全霊の演技! 絶対見てください! 最後にひとつだけ、お願いがあります。画面で私の顔がこじるりちゃんよりもデカくても私のことを嫌いにならないでくだちゃい!」と再び前田風に呼びかけた。