2016年8月26日(金)に公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心震わせる感動の物語が話題となり、10月14日(金)までの50日間で、観客動員1,149万人、興行収入149億円を記録している新海誠監督の最新作『君の名は。』が、スペインにて開催された第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて、Anima't部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞した。

1968年から開催されているシッチェス映画祭は、ポルト国際映画祭(ポルトガル)、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)と並ぶ、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる、ファンタジーとホラー、そしてアニメーションに特化した国際映画祭。世界的に見ても、規模、知名度ともに最大級で、さらには今後の賞レースを占う映画祭と位置付けられている。過去、細田守監督の『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)、原恵一監督の『百日紅~Miss HOKUSAI~』(2015年)などが同賞を受賞している。

■新海誠監督の受賞コメント
シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞の受賞、本当に光栄に思います。『君の名は。』は入れ替わりや彗星来訪、東京と地方、土着の伝統や神道など様々な要素から成る物語ですが、その骨子はストレートなボーイミーツガールです。この映画をスペインの方々に楽しんでいただけた事に、私自身とても励まされました。本当にありがとうございました。

『君の名は。』は、全国東宝系にて公開中。

(C)2016「君の名は。」製作委員会