台湾MSIは7日、Intel X99を搭載し、LGA2011-3対応のIntel Core i7やIntel Xeonをサポートするワークステーション向けマザーボード「X99A WORKSTATION」を発表した。10月8日に発売し、店頭予想価格は税別49,800円前後。

X99A WORKSTATION

ワークステーションに必要とされる信頼性やパフォーマンスのために、基板設計を最適化し、NVIDIAのQuadro認証を取得した。金属による補強を施した「STEEL ARMOR」仕様のPCI Express x16スロットを3基備え、3way SLIをサポートする。

最大32Gbps(理論値)の転送速度を実現するTurbo U.2 とTurbo M.2、転送速度最大10Gbps(理論値)のSATA Expressを1基ずつ、さらに10基(うち2基はSATA Expressと排他)のSATA 3ポートを搭載。40レーン対応のCPUを利用することで、すべてのストレージインタフェースを利用できる。

このほか、メモリ回路をほかの回路と分離することで、安定した信号伝達を実現する「DDR4 BOOST」機能や、2基のIntel製LANコントローラ、USB 3.1 Gen2 Type-A と Type-Cポートを搭載する。

ソケット LGA2011-v3
チップセット Intel X99
メモリ DDR4-3333(OC)MHz×8(最大128GB)
拡張スロット PCI Express 3.0 x16×3、PCI Express 2.0 x1×2
マルチGPU NVIDIA 3way SLI
ストレージ SATA 6Gb/s×10(2基はSATA Expressと排他)、Turbo M.2(PCIe 3.0x4接続対応)×1、Turbo U.2×1、SATA Express×1
対応RAID 0/1/5/10
ネットワーク GigabitEthernet×2(Intel I218LM/Intel I210V)
サウンド Audio Boost 3
フォームファクタ ATX
そのほか USB 3.1×2(Type-A×1、Type-C×1)、USB 3.0×8、USB 2.0×8、オーディオジャック×1など
店頭予想価格 税別49,800円前後