理化学研究所(理研)と大塚製薬は9月1日、理研多細胞システム形成研究センター(理研CDB)内に「理研CDB-大塚製薬連携センター」を開設したと発表した。

同センターでは、人材交流や合同セミナーの開催、両者の強みと経験を生かした発生・再生基礎研究成果の創出と、その創薬研究や新しい治療法への応用などの検討を進めていく。当面は、神経変性疾患治療を目指した研究、および腎疾患治療を目指した研究課題について両者の研究者の交流を通じ、具体的な共同研究課題を設定していく予定だという。

設置期間は2021年8月31日までとなっている。