ソフトバンク・テクノロジーは、韓国のJunglesystemとの協業により、同社の提供するWebフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」において新たにアラビア語とタイ語のフォントを提供開始した。

FONTPLUSで新たに提供される多言語フォント

今回提供開始されたアラビア語とタイ語は、今後も高まるインバウンド需要の対応策のひとつ、Webサイトの多言化に向けたもの。今回新たな2言語が実装されたことににより、FONTPLUSで提供されるフォントは、すでに実装済みの日本語・中国語・韓国語に加えて、5言語、総計800種類以上となった。

現在、日本を訪れる外国人旅行者数は増加傾向が続いており、日本政府が成長戦略のひとつに観光立国の実現を掲げていることもあり、今後世界各国からさらに多くの外国人旅行者が日本を訪れることが見込まれている。一方で、外国人旅行者の多くが日本滞在中に言葉やコミュニケーションで不満・不便を感じたという調査結果も出ており、外国人旅行者にとって関心が高い食事・観光地・ショッピングなどの情報収集においては、日本のオフィシャルサイトを利用する場合もあり、Webサイトの多言語対応が求められているということだ。