プログラミングクラブネットワークは2日、子供たちがプログラミングを学ぶのに適したプログラミングPCの新モデル「IchigoJam T」を発売した。価格は1,890円から(税込)。
「IchigoJam U」の後継機種となる、子供プログラミングPC。「IchigoJam」は、プログラミング言語のBASICを現代風に復活させ、子供向けにアレンジしたプログラミング専用PCだ。TVとキーボードをつなぐだけのシンプル構造を採用している。インターネットへの接続はできないので、プログラミングのみに集中できる設計だ。
今回の「IchigoJam T」はデザインを刷新し、部品構成がシンプルになった。折れやすかった電源部分は壊れにくくなり、PS/2ポートはUSBポートに変更されている。子供が扱いやすいよう角丸基板に変更したほか、コンデンサの大きさと高さをそろえるなど、はんだ付けもやりやすくなった。VCCの最大電流を50mAから250mAに強化し、I2C機能が引き出された5ピンソケットを標準で同梱する。
「IchigoJam T」の発売に合わせ、jig.jpとaitendoは、設計者と製造者の間でやりとりされる基板を製造するための「ガーバーデータ」を公開。これを利用することで、インターネット経由で「IchigoJam」の基板を発注できる。