ローランドは、入力されたオーディオ信号に、音程の揺らぎを付加し、わずかに遅らせて発音することで、厚みや奥行きを表現するコーラス・エフェクターの新モデル「CE-2W」をBOSSブランドより今夏発売する。価格はオープン。市場想定価格は現時点では不明だが、7月22日以降明らかになる模様。
「CE-2W」は、入力されたオーディオ信号に、音程の揺らぎを付加し、わずかに遅らせて発音することで、厚みや奥行きを表現するペダルタイプのコーラス・エフェクター。同社が1976年に発表した世界初のコーラス・エフェクト・ペダル「コーラス・アンサンブル CE-1」と、その後継機で1979年に販売を開始した「CE-2」のサウンドを再現。BBD(遅延素子)を採用し、こだわりのフルアナログ回路で設計した「技 WAZA CRAFT」仕様となっている。
エフェクトモードはスタンダード/CE-1 コーラス/CE-1 ビブラートの3種。スタンダードではCE-2のサウンドを再現し、ギターサウンドのキレを損なわない、爽やかなトーンを特長とする。CE-1 コーラスはその名の通り、CE-1のコーラス・サウンドを再現。エフェクトがわかりやすい深めの揺れながら、マイルドさを特長とする。CE-1 ビブラートも同じく、CE-1のサウンドを再現。変調の強い揺れを持つ、ユニークな効果を味わえる。なお、CE-1には搭載されていなかったDEPTHのコントロールなど、新機能も追加されている。
コーラス「CE-2W」デモンストレーションムービー |
電源は、アルカリ電池(9V形)またはマンガン電池(9V形)、別売のACアダプターから供給する。連続使用時の電池寿命は、アルカリ電池で約32時間、マンガン電池で約18時間。サイズは73(W)×129(D)×59(H)mmで、重量は450g(電池含む)。