Airbnb Japan(以下、Airbnb)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)は5月27日、日本でのホームシェアリングサービスの普及と拡大に向けてパートナーシップ契約を締結したと発表した。

CCCの増田宗昭CEOとAirbnbのジョー・ゲビアCPO兼共同創設者

新規ホストにTポイント付与キャンペーンも

今回のパートナーシップ契約締結は、「暮らすように旅をする」をコンセプトに民泊サービスを展開するAirbnbと、「新たなライフスタイルを提案する」企画会社であるCCCのビジョンが共鳴したことから実現したもの。Airbnb広報は「CCCのような地域のコミュニティを大切にしている企業とパートナーシップ契約を締結することで、日本に最も合った形のローカルコミュニティの構築を目指せるのではないか」と話している。

両社は同日、共同制作した「日本流のホームシェアリング」を啓発するための特設サイトを開設。5月27日から「代官山T-SITE」、5月31日から「SHIBUYA TSUTAYA」にて、店舗を使ったプロモーションを展開する。また2016年中にCCCが持つオンライン・オフラインメディアを活用したマーケティング活動や、新規ホストを対象としたTポイント付与キャンペーンなども実施する。

中長期的には、「日本流のホームシェアリング」の確立と普及に向けた新規コンテンツやサービスの開発に当たり、全国に多彩なライフスタイルを広めることで、地方経済の活性化に注力するとしている。