ビザ・ワールドワイドは5月26日、「お小遣いに関する調査」の結果を発表した。調査は5月11日~13日、妻から夫へのお小遣い制の東京と大阪の30代から50代の既婚サラリーマン各300名計600名と、東京と大阪の既婚女性各150名計300名を対象にインターネットで行われた。

「現在の一か月のお小遣い金額と、本来希望するお小遣い金額はいくらですか?」

既婚サラリーマンに一カ月に支給される実際のお小遣い金額(昼食代を除く)を調査したところ、東京では4万610円、大阪では3万5,256円だった。両地域間におけるお小遣い金額に5,354円の差があることが判明した。

また、本来希望する理想のお小遣い金額と実際を比べると東京、大阪ともに2万円以上少なく、増額を望んでいる様子がわかった。

お小遣いの使い道は?

お小遣いの中で最も多い出費を質問したところ、東阪共通して「交際費」「自身の趣味」「嗜好品の購入」の順となった。

「昼食代を除いてお小遣いの中で最も出費が多いと思われるものをお選びください」

各項目の比率をみると、「交際費」については東京が高かったのに対して、「自身の趣味」「嗜好品の購入」「ファッション」では大阪の方が高かった。調査では「大阪のサラリーマンは交際費など"外向き"の出費を抑えて、自分自身や身内にお金を使う"内向き"な傾向が明らかになりました」と分析している。

値上げ交渉の結果は?

お小遣いの値上げ交渉をしたことがあるか聞いたところ、回答者全体の3人に1人がお小遣い値上げの交渉を行ったことがあると回答。交渉をした人のうち約70%は「変動がない」もしくは「下がった」としている。

さらに、既婚女性側が希望する夫のお小遣い金額について聞いたところ、現状の夫のお小遣い金額から5,000円程度のマイナスが希望という結果になった。