エーザイはこのほど、「キスと口臭」についての調査結果を発表した。同調査は4月26日~28日、「現在、恋人がいる」と回答した20~30代の未婚男女500名を対象にインターネットで実施したもの。
キスのときに自分で気になった経験があるものについて尋ねたところ、「くちびるのひびわれ」(20%)、「歯の汚れ」(15%)を抑え、最も多かったものは「口臭」(41%)だった。
実際に「キスのときに口臭を指摘された経験がある」という人に具体的なエピソードを聞くと、「焼肉を食べた後に、彼に『ニンニク臭いね』と言われた」(女性・28歳)、「『口臭が気になるから今日はキスしない』と言われた」(男性・23歳)といった回答が寄せられた。
恋人といるとき、常に自分の口臭がしないか気になるかを女性に尋ねたところ、77%が「はい」と回答した。また、42%が「『いつでもキスができる』という自信はない」と回答しており、「口臭対策」への自信のなさもうかがえる結果となった。
口臭が気になるという理由で、恋人にキスされたくないシチュエーションについて聞くと、70%が「朝、起きたてのとき」と答えた。次いで「においの強い食事をとった後」(46%)、「飲みすぎた翌日の朝」(40%)となっている。
具体的な声として、「朝起きたばかりのとき。いつでもキスしてくるので、お互いに慣れていますが、モーニングブレスは申し訳ないと思う」(37歳・女性)、「臭いの強い食事をした後の、不意打ちのキス」(女性・29歳)などが挙げられた。
また、口臭が気になることでデートの楽しさがどれだけ減るか聞くと、平均「約4割減」という結果になった。
女性を対象に、デートの前に「口臭対策」を行っているか尋ねたところ、92%が何らかの「口臭対策」を行っていると回答した。最も多く行っている対策は「歯を磨く」(65%)で、メリットとしては「確実に口臭を消すことができる」、デメリットに「なかなか歯を磨くタイミングがない」といった意見が挙がった。
次いで多い対策は「ガムを噛(か)む」(47%)だった。ガムを噛むメリットとしては「相手にも勧められる」、デメリットとしては「ガムを噛んでいると雰囲気が悪く見えそう」などの声が寄せられている。
3位の対策としては、「いつでもできる」といった利点から「口をゆすぐ」(37%)がランクインした。このデメリットには、「完全にはごまかせない」といった意見もあった。
「キスするときの口臭」について聞いたほかのアンケートでは、口臭がどんな臭いだったかさまざまな意見を知ることができる。