アスタミューゼはこのほど、「介護・生活支援ロボット」市場における大学・研究機関別の科研費獲得金額ランキングを発表した。

科研費(科学研究費助成事業)は、人文・社会科学から自然科学まですべての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うもの。

今回は、同社が分類する「180の有望成長市場」の一つ、介護・生活支援ロボット市場の科研費について調査した。

「介護・生活支援ロボット市場の科研費獲得ランキング20」(総投資額約31億円、全大学・研究機関146、375テーマ)

介護・生活支援ロボット市場の科研費獲得ランキング1位は、「早稲田大学」で2億2,379万3,804円(19件)。続く2位は「東京大学」で2億1,838万円(32件)。3位は、1億8,671万円(10件)を獲得した「名古屋大学」となっている。

なお、同社はこの市場の世界市場規模を2015年で15億米ドル、2025年では300億米ドルと推定している。