トヨタ自動車は19日、新型「パッソ」の受注台数が、4月12日の発売からおよそ1カ月にあたる5月18日時点で約1万6,500台(月販目標台数は5,000台)に達し、好調な立ち上がりになったと発表した。同車はダイハツ工業が開発から生産まで一貫して担当している。
フルモデルチェンジした新型「パッソ」は、コンパクト車としての基本である「経済性」「使いやすいパッケージ」「コンパクトでありながらも安心感ある走り」を徹底的に追求し開発されたモデル。シンプルで親しみやすい「X」グレードと、スマートかつ上品な装いの新グレード「MODA」を展開している。
パッケージは、取回しの良いコンパクトなサイズを維持しつつ、ゆとりある広い室内空間を確保した。全車1.0リットルエンジンとCVTの組み合わせとし、JC08モード走行燃費は2WD車が28.0km/リットル、4WD車が24.4km/リットル。ドライバーをサポートする衝突回避支援システム「スマートアシスト II」も搭載し、基本性能の向上や装備の追加をしながら購入しやすい価格を実現した。
トヨタは新型「パッソ」のおもな好評点として、「デザイン性(カワイイ・カッコイイ)」「小さいながらも広い室内空間(足元ゆったり)」「衝突回避支援システム(スマートアシストII)の搭載」「取り回しの良さ」「圧倒的な低燃費」を挙げている。