JR九州は24日の運転計画にて、熊本地震の影響で運転を見合わせていた肥薩線八代~吉松間の運転再開を発表した。九州新幹線は23日から博多~熊本間で運転再開し、24日は博多~熊本間・新水俣~鹿児島中央間で本数を減らして運転する。

キハ220形1102号車は、かつて指宿枕崎線「なのはなDX」の指定席だった車両。現在は改造され、肥薩線の普通列車などで活躍している

同社によれば、肥薩線八代~吉松間は23日16時30分現在、運転再開に向けて作業を行っており、24日の始発列車から運転再開できる見込みとのこと。ただし、作業状況などにより、列車の運休や遅れが発生する場合がある。肥薩線のD&S列車は「SL人吉」「いさぶろう・しんぺい」ともに24日も終日運転見合わせとされたが、「いさぶろう・しんぺい」(熊本・人吉~吉松間)と同じ時刻・同じ停車駅で、別の車両を使用した列車を運転する。

JR九州の在来線では、三角線宇土~三角間が23日午後から運転再開された。24日の肥薩線八代~吉松間運転再開により、熊本地震による終日運転見合わせのJR在来線は豊肥本線肥後大津~豊後竹田間のみ(宮地~豊後竹田間で代行バス運転)となる。

豊肥本線熊本~肥後大津間は引き続き本数を減らしての運転となり、久大本線も恵良~湯平間の一部区間で徐行運転を行う。豊肥本線の特急「九州横断特急」「あそぼーい!」、三角線の特急「A列車で行こう」は24日も運転を見合わせる。

九州新幹線博多~熊本間・新水俣~鹿児島中央間「つばめ」のみ運転

九州新幹線博多~熊本間は22日まで運転を見合わせていたが、新玉名~熊本間の応急復旧作業が終了した23日朝から試験走行を行い、同日正午前に営業運転を再開した。24日の九州新幹線は博多~熊本間・新水俣~鹿児島中央間で本数を減らしての運転となる。

両区間とも各駅に停車する「つばめ」(普通車全車自由席、グリーン券は空席がある場合に限り車内で発売)のみ設定され、博多~熊本間で下り・上り各15本(深夜の下り1本は博多発筑後船小屋行)、新水俣~鹿児島中央間で下り・上り各16本(早朝の下り1本・深夜の上り1本は川内~鹿児島中央間)を運転。熊本~新水俣間は24日も終日運転見合わせとなる。

新八代~宮崎間の高速バス「B&Sみやざき」は始発から通常通り運転を行うが、新八代駅での鹿児島本線との接続は行わない。