ディラックは12日、台湾Lian Li製の製PCケースとして、ATXミドルタワー「PC-J60」シリーズを発表した。ブラックとブラック/レッドの2色を用意。4月19日から発売する。店頭予想価格(税別)は、ブラックが24,800円、ブラック/レッドが28,800円前後。

「PC-J60」シリーズ

フロント上下に傾斜を付けたアルミ素材のATXミドルタワーケース。ブラック/レッドモデルは側面がアクリルウィンドウになっている。ケース内部が2つに分かれたチャンバー構造で、各エリアの熱干渉を防いで冷却効果を高めている。外からファンが見えないベンチレーション構造だ。標準搭載ファンは、前面に120mm×2基、底面に140mm×1基。ブラック/レッドモデルは、オプションで上面に120mm×3基を追加できる。

下段のHDDスペースにはモジュール式のHDDラックを内蔵。最大4台の3.5インチHDDを搭載できる。ケース裏面にもHDD×1台の装着スペースが用意され、搭載HDDの最大数は3.5インチ×4台+1台。前面と上面のスペースには水冷用ラジエターも装着でき、上面は最大360mm、前面は240mmクラスのラジエターに対応する。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが410mmまで。搭載CPUクーラーの高さは最大160mmまで。搭載電源ユニットの奥行きは210mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、ヘッドホン、マイク。本体サイズはW210×D489×H489570mm、重量は6.48kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX。