ディラックは4日、台湾SilverStone製のPCケースとして、フロントパネルがメッシュ構造のゲーミング向けATXミドルタワーケース「SST-PM01」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。4月9日から発売する。店頭予想価格(税別)はブラックが16,500円前後、ホワイトが17,500円前後。

ブラック

ホワイト

ケース前面に3基のLEDファンを搭載するゲーミングPC向けのATXミドルタワーケース。LEDファンはブラックモデルにレッド、ホワイトモデルにブルーを採用。明るさの調整、点滅・消灯が可能だ。サイドパネルはアクリルウィンドウで、フロント部は自動車の空冷構造にならった大型メッシュ設計。空気循環の効率性を向上させた。

標準搭載ファン数は、前面に140mm(LED)×3基、背面に140mm×1基、最大搭載ファン数は、前面に140mm×3基または120mm×3基、背面に140mm×1基または120mm×1基、上面に140mm×2基または120mm×3基。3ピンファン用のハブユニットを標準で搭載し、最大10基のファンへ電力の供給が可能となっている。ただしPWMには非対応。前面と背面に最大360mm、上面に最大140mmのラジエターを装着できるなど、水冷への対応度も高い。

ケース内部は、電源およびHDD搭載エリアと、マザーボード搭載エリアを分けたチャンバー構造。HDDはケース下部に設置でき、搭載ベイ数は内部3.5インチベイ×4基(2.5インチストレージと共用)、内部2.5インチベイ×5基だ。着脱可能なフィルタを装備し、正圧設計による防塵効果も得られる。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大419mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大180mmまで、搭載電源の奥行きが最大240mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、オーディオ×1、マイク×1。本体サイズはW220×D560×H560mm、重量は約9kg。対応フォームファクタはATX、マイクロATX。