カシオ計算機は2日、アウトドアウオッチ「PRO TREK」(プロトレック)の新製品として、アナログフェイスとデジタル表示のコンビネーションモデル「PRW-7000」を発表した。7月の発売を予定しており、税別価格は82,000円。
PRW-7000は、内蔵センサーとして「トリプルセンサー Ver.3」を搭載しており、方位、気圧と高度、温度を高い精度で計測できる。新たに、自動で水平方向を補正する方位計へと進化し、腕に装着したPRW-7000を水平にしなくても、1度単位で方位を計測可能となった。
4時位置から6時位置には、レトログラードのインダイアルを配置。タイドグラフ、気圧差、高度差を分かりやすく表示する。レトログラードの針が基点へと戻るときに大きな力を要するが、PRW-7000では、省電力かつパワフルなデュアルコイルモーターの採用によって実現した。
フェイスは、立体的なインデックスとハイコントラストなデザインで高い視認性を確保。目標地点の方角を記録するペアリングメモリー機能では、インダイアルの大型針が進む方向を示し、秒針が北を指すことによって、正しいルートをナビゲートする。また、20気圧の防水性能や、釣り(フィッシング)に適した時間帯を示す機能を装備した。これまでのPRO TREKは「登山」に注力してきたアウトドアウオッチだが、PRW-7000は釣りやカヤッキングといった水辺での使用も想定している。