2016年1月より放送開始となるTVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』。その第1話先行上映会とトークイベントが、12月24日(木)、東京・丸の内ピカデリーにて開催された。
第1話上映終了後に行われたトークイベントに登場したのは、一条晴彦を演じる下野紘、川神舞を演じる上坂すみれ、和泉玲奈を演じる早見沙織、水無瀬小糸を演じる内田真礼、熊枕久瑠美を演じる久野美咲、そして監督の石原立也氏の6名で、皆クリスマスに合わせた衣装で現れ会場を沸かせた。
作品紹介のトークでは、石原監督を中心に「楽しいコミカルな作品」であることが話題となり、皆が肩肘張らずに楽しむことができる内容になっていることが語られた。
そして、作品トークの後には、キャスト五名による作品の世界観に絡めたゲームコーナが行われた。1つ目のゲームコーナーは身の回りに潜んでいるかもしれないファントムを想像するゲーム「世にも奇妙なファントム」。ボックスから引いたお題のワードをもとにどんなファントムかを想像する企画だったが、「ガラケー」「クリスマスの靴下」というお題を相手に悪戦苦闘しながらも、ファントムたちのストーリーを思い描いていった。
2つ目のゲームコーナーは、キャストの中から特異能力者を炙りだすという名目のもと行われた大喜利企画「特異能力者チェック!」。こちらはスケッチブックに質問の答えを書いていくという企画だが、最後の「スペイン語で『山羊の血を吸う者』という意味の未確認生物とは何?」という質問に対して珍回答が続出。全員が思い思いの未確認生物の絵を書いた結果、奇妙な生物たちが誕生し、会場は大きな笑いに包まれた。
登壇者同士の掛け合いから、作品に対するチームの一体感や楽しい現場の様子が伝わってくるような、終始笑いの絶えない温かい空気のままイベントは終了した。
『無彩限のファントム・ワールド』は、「ファントム」と呼ばれる、幻と思われている存在と戦う学生たちを描いた、学園異能ファンタジー。京都アニメーションが制作、監督は今回登壇した石原立也氏が手掛ける期待作となっている。監督自ら最後の締めとして話した「10年目の作品ということで気合が入っている」という言葉からも、期待が高まる作品となりそうだ。
TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』は、2016年1月6日よりABC朝日放送、TOKYO MX1、テレビ愛知、BS11(1月7日より)にて放送開始予定。放送時間などの詳細はアニメ公式サイトをチェックしてほしい。
(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会