俳優の小泉孝太郎が主演を務める、来年1月15日スタートのテレビ東京系ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(毎週金曜20:00~20:54)がこのほど、クランクインした。
同作は、富樫倫太郎の小説『生活安全課0係 ファイヤーボール』を映像化するもの。過去に問題になった人間や、お払い箱になった人が集まり、何人いても役に立たないという意味で"ゼロ係"と揶揄(やゆ)される、警視庁杉並中央署の「なんでも相談室」に、キャリア警視だが世間知らずの"KY"刑事・小早川冬彦(小泉)が異動し、問題児たちとの化学反応で、さまざまな難事件を解決していくという痛快劇だ。
バディを組むのは、松下由樹演じるベテラン刑事・寺田寅三(とらみ)で、2人は全くかみ合わない設定だが、小泉は「現場ではすばらしい感性をお持ちの松下さんに助けられっぱなしです」と、すっかり頼りにしており、「松下さんの度量の大きさがあるから、伸び伸びと演じることができそうです」と安心して役に臨んでいるようだ。
小泉の格好は、赤いダウンジャケットに赤いマフラーという、およそ刑事とは見えない姿。「他の人との会話を楽しむような形で、説明を説明と感じさせない、新しい刑事像を作っていける」とドラマの魅力を語っている。
このほかの出演は、ゼロ係のメンバーとして、定時に帰るためだけに仕事を割り振る事務職・本条靖子を安達祐実、気が弱くすぐに胃を悪くする係長・亀山良夫を大杉漣が演じる。さらに、ゼロ係に頭を悩ます副署長・谷本敬三役を石丸謙二郎、警察の捜査に協力する謎の男を寺島進、そして役柄は非公開だが、加藤茶も登場する。