直営映像配信サービス「bonobo」が本格始動、34社2,500タイトル

コンテンツホルダーによる直営映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」が、配信タイトルを拡充し、12月1日から本格的にサービスを提供開始した。新たにフジテレビや東映アニメーションなどが加わり、2,500タイトルを配信する。

bonoboは、映画会社などコンテンツホルダーによる日本初の直営型映像配信サービスとして9月30日にスタートした。システム運用はパケットビデオ・ジャパンが担当。

当初は松竹、東宝、東映、KADOKAWA、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン、TBSの6社でスタートしたが今回、日活、ギャガ、アスミック・エース、テレビ朝日、日本テレビ放送網、フジテレビジョン、東映アニメーション、バンダイビジュアルなど28社が新規で加わり、合計34社2,500タイトルでの本格スタートとなった。配信タイトル数はサービス開始時の約8倍に拡充されている。

さらに、「映画情報ポータルサイト」をスタートした。劇場新作映画や新作配信作品などの最新ニュース、劇場情報、興業ランキング、bonoboレンタル・販売ランキングといった情報のほか、複数の著者が様々な角度から映画について紹介するコラム「STORY」を掲載し、会員に新しい映画との出会いを提案していく。

劇場で映画を観たり、BD/DVDパッケージを購入したりした会員に対して「ボノボ・コネクトナンバー」を発行し、それぞれのデジタル映像を配信する「ボノボ・コネクト(仮)」も計画している。