ダイナコムウェアは、ダイナフォントの年間ライセンス「DynaSmartシリーズ」の契約者向けに、2015年の新書体を含めた「DynaSmartシリーズ アップグレード2015」を11月下旬より順次発送すると発表した。

「DynaSmartシリーズ アップグレード2015」の新書体

今回の「DynaSmart」のアップグレードとして、収録書体に新たに130書体が追加され、1,147書体が使用可能となる。また、「DynaSmart Plus」では、Windows用TrueType Fontを含む153書体が収録され、1,702書体となる。同アップグレードキットは、2015年10月末日時点でDynaSmartシリーズを契約しているユーザーに無償で提供される。

また、新たに追加される書体は、金文ゴシック体は「金文体」をベースにゴシック体の特徴である角張りや太さの均一性といった特徴をブレンドした「金文ゴシック体」をはじめ、映画などの字幕を手掛けてきた字幕師の手書き文字を基に開発した字幕書体「シネマ凜」、角POPをベースに南極にそびえ立つ山脈の頂を連想させるデザインした「南極POP」の3書体。さらに、漫画などのフキダシ内のセリフ文字として活用の多い「コミック」のOpenTypeフォント(Standard N版)が初収録されるということだ。

このほかの収録ラインナップや書体の見本については、DynaSmart製品情報Webサイトを参照してほしい。