中国・Xiaomi(シャオミ)のグループ企業Ninebotは10月19日、"小型セグウェイ"のような自己バランススクーター「Ninebot mini」を発表した。価格は1,999人民元(315米ドル)で、日本円に換算すると約38,000円。
Ninebot miniはコンパクトで低価格な電動自己バランススクーター。同タイプの乗り物としては、米セグウェイ社の製品が有名で、"セグウェイ"の名称そのものが代名詞となっているほどだ。しかし2015年4月、XiaomiがNinebotに8,000万ドルを出資して、Ninebotがセグウェイを買収。現在はNinebotが世界最大の"セグウェイ"メーカーとなっている。
今回発表された「Ninebot mini」はアクセルやブレーキを装備しておらず、運転者の重心移動で操縦する。中央にあるスティックがステアリングとなっており、膝やふくらはぎではさんで傾けることで、左右に曲がる。また、Ninebot miniをスマートフォンから操作することも可能だ。
最高速度は16km/h。傾斜15度の坂を登れる。質量は12.8kg。一度の充電で22km走行するという。