位置情報ゲーム「Ingress」を開発したNianticとポケモン、任天堂は10日、Android/iOS端末向けの新サービス「Pokemon GO」を発表した。2016年のサービスインを予定。基本プレイ無料、アイテム課金で展開する。

Pokemon GOのロゴ

Pokemon GOは、現実世界を移動することでポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするなどの体験ができるゲーム。位置情報ゲーム「Ingress」を提供しているNianticがプロジェクトの開発を手がけることから、IngressのようにスマートフォンのGPS機能を利用し、特定の場所に近づくことで、ポケモンを獲得したり、バトルしたりするようなゲームだと想定される。

Pokemon GOでは、スマートフォンの画面を見続けずとも、携帯電話とBluetooth Low Energyで接続しゲームを遊べるガジェット「Pokemon GO Plus」も用意される。Pokemon GO Plusは、近くにポケモンがいるなどのゲーム情報をランプと振動で通知するほか、ポケモンの捕獲といった基本操作も行える。

Pokemon GO Plus

「Ingress」は、GPSを利用し、アプリをインストールした端末でIngressのポータルに登録されている建物などに近づくことで、ポータルを自陣の拠点にできるサービス。NianticはもともとGoogleの社内スタートアップだったが、2015年8月に別会社になった。プロジェクトには、ポケモンの世界観を表現するため、株式会社ゲームフリークの増田順一氏も参画する。