レクサスは20日、SUVラインアップのフラッグシップモデル「LX570」の日本発売を発表した。「LX」は北米・中近東・ロシアを中心に海外で販売を拡大してきたSUV。今回、デザインや走りなど飛躍的進化を遂げた新型「LX」導入を契機に、3列シートのラグジュアリーSUVとして、日本でも販売することになった。

レクサス「LX570」外観・内装イメージ

「LX570」は、力強さとラグジュアリーが融合した内外装に、オートエアコン、ステアリングヒーター、運転席・助手席・セカンドシートのシートヒーター・シートベンチレーションの各機能を一括して連動・作動させられる先進の空調システム「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を世界初搭載。降車時に自動で車高調整を行う「乗降モード」など、乗員の快適性に配慮した機能を標準装備した。

走行性能では、トルクフルなV8・5.7リットルエンジンにスーパーインテリジェント8速オートマチック(8 Super ECT)を組み合わせ、オンロードでは伸びやかな加速、オフロードでは低・中速域での力強さを発揮する。パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由に選択でき、よりドライバーの嗜好に応じた走行モードを実現する「CUSTOMIZEモード」をレクサスで初めて採用。快適なドライビングをサポートする。

安全技術では、ミリ波レーダーと単眼カメラという異なる2つのセンサーにより、多面的な安全運転支援を可能にした予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を国内初採用。歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱の可能性を運転者に知らせる「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、先行車や対向車を遮光してハイビームを照射する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」、高速道路で先行車との適切な車間距離を保って追従走行ができる「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」がパッケージ化されてている。

レクサス「LX570」は9月14日に発売され、価格は1,100万円(税込)。