Microsoftは19日、Internet Explorerの脆弱性を解決する緊急のセキュリティ更新プログラムを公開した。対象となるInternet Explorerのバージョンは、Internet Explorer 7 / 8 / 9 / 10 / 11で、Windows Updateから適用できる。
今回の脆弱性を悪用し、細工されたWebページに対象のInternet Explorerでアクセスすると、リモートでコードが実行される可能性、および攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性がある。Microsoftによれば、すでに悪用の事実を確認しているという。
「マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-093 - 緊急」を参照のうえ、すみやかに対処していただきたい。また同日、一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター (JPCERT/CC)が、今回の緊急アップデートに関して注意喚起を行っている。