アヴネットおよびアヴネット・イーエム・ホールディングス・ジャパンは7月1日、同日付で両社の代表取締役社長に、これまで最高財務責任者や人事担当役員などの戦略的職務に就くとともに、資産管理やロジスティクスなどのバックオフィス・サポート部門を統括する責務も担ってきた茂木康元氏が就任したと発表した。

同氏は、今回の社長就任により、日本における戦略的方向性、事業運営および業績についての責任を担うこととなる。また、これには、現在アジアにおいて日系のOEM企業およびEMS企業にサービスを提供している8つの海外拠点も含まれるとする。

今回の人事について同社は、「日本で成長してゆく次のステップ」と説明している。また、前社長となるトム・マッカートニー氏は、米国本社へと移り、グローバルおよび戦略アカウント・プログラム担当のバイスプレジデントとして、同社のティア1顧客であるEMSおよびOEMグローバル企業に高いレベルのサービスとサポートを提供する任に就くほか、同社のサプライチェーン・サービスプログラムの責務も担う予定としている。