ECO EDO 日本橋 実行委員会および名橋「日本橋」保存会は、7月10日~9月23日までの期間、日本橋地域の夏のイベント『ECO EDO 日本橋2015~五感で楽しむ、江戸の涼~』を開催する。
今年で8回目となる同イベントは、江戸時代に日本橋で庶民文化として楽しまれるようになった「金魚」 をテーマに展開する。
今年初実施となる試みは2つ。1つ目は、ARアプリ「ECO EDO 日本橋 金魚ナビ」で、アプリを起動すると画面に金魚が登場。まるで金魚と街歩きをしているかのように日本橋周辺を散策できる。浴衣特典などのお得情報の紹介や、各イベント会場までの誘導、SNSでのシェアなどの機能も付いている。利用料金は無料。
ふたつ目は、日本橋の江戸文化を体験できる金魚をテーマとしたワークショップ。山口県柳井市の郷土民芸品「金魚ちょうちん」(8月22・23日開催)や、「金魚うちわ」(8月14・29日開催)を作ることができる。料金は各1,000円(税込)。
そのほか、"金魚"をモチーフにしたオリジナル商品も多数登場する。コレド室町3のeveryday by collexでは「江戸風鈴・金魚」(2,700円/税込)、日本橋三井タワーのかりんころんでは、「艶やか涼金魚手ぬぐい」(1,080円/税込)を販売。他にも多数の店舗で金魚グッズを取りそろえる。
涼しげな金魚モチーフのドリンクも販売。わたす日本橋では、桃、はちみつレモン、ブルーハワイの3種のフレーバーから選べるコラーゲンカクテルに金魚型ゼリーを浮かべた「ECO EDO コラーゲンカクテル」(500円/税込)を提供する。
期間中は、日本橋三井ホールにて、同イベント総合プロデューサーが手掛ける水中アート展覧会「ECO EDO日本橋アートアクアリウム2015~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム」も開催する。金魚にスポットをあて、和をテーマに、最新の照明や映像、香りなどの演出技術を融合した展覧会で、大型新作を複数お披露目する。
ほかにも、金魚のデコレーションを施した観光船でナイトクルージングが楽しめる「ECO EDO 日本橋 納涼金魚ちょうちん船」の運航や、各地から腕自慢が集まる金魚すくいの祭典「第3回日本橋金魚すくいグランプリ」を実施する。
同イベントの詳細は、「まち日本橋」で随時最新情報を公開するとのこと。