サーブコープは19日、職場の人間関係に関する調査結果を発表した。期間は4月16日~22日。対象は50人以上の会社で働く20~59歳の正社員男女400名。
一緒に働きたいのは?
一緒に働きたいと思うタイプの人を質問した結果、性格面では「静かな人」(39.7%)より「よく話す人」(60.3%)、「いつも同意する人」(34.0%)より「いつも議論する人」(66.0%)、「怒ってしまう人」(30.4%)より「黙ってしまう人」(69.6%)となった。
業務面では、「仕事が速いけど雑な人」(28.8%)より「仕事が遅いけど丁寧な人」(71.2%)、「物覚えが早いが、すぐに忘れてしまう人」(25.5%)より「物覚えは遅いがずっと覚えている人」(74.5%)が好まれる結果となった。
仕事観が合わない人との向き合い方は?
仕事観があわない人とうまくいっていると思うか聞いたところ、20~30代では「どちらかというと、うまくいっていると思う」が60.8%で最多となった。続いて「どちらかというと、うまくいっていないと思う」(17.1%)、「うまくいっている」(14.6%)と続いた40~50代も同様の順序となった。
上司・ベテラン社員への意見としては「気分で態度を変えるのはやめてほしい」「個人プレーは慎んでほしい」、同僚へは「こうあるべきという自分の理想像は自分の中だけにしてほしい」「仕事の時に私情をはさまないでほしい」、部下・後輩へは「主体性を持ってほしい」「もっと柔軟な考えをしてほしい」などの声があがった。
また「仕事観が合わない人」とうまくやっている人はどのように接しているかを質問。20~30代の最多は「なるべく相手に合わせる(自分が変わる)」(34.0%)。続いて「特に意識したことがない」(23.3%)、「極力近づかない」「自分の仕事を理解してもらうように努力する(相手に合わせてもらう)」(同率21.3%)となった。また、40~50代の最多は「自分の仕事を理解してもらうように努力する(相手に合わせてもらう)」(36.2%)。次いで「極力近づかない」(27.7%)、「なるべく相手に合わせる」(18.5%)という結果となった。