サボテンパークアンドリゾートは、同社が運営する「伊豆シャボテン公園」(静岡県伊東市)に4月22日、3頭のカピバラの赤ちゃんが誕生したことを発表した。

母親の「キントキ」と赤ちゃんカピバラ

赤ちゃんカピバラはすくすく成長中

赤ちゃんカピバラの母親は、とくしま動物園から同園のカピバラたちのお嫁さん候補として2015年3月9日に来園した「キントキ」(2013年5月28日生まれ)。同園のオスたちとのお見合いを5月中旬に予定していたが、来園前より妊娠の可能性が示唆されていたという。

同園によると、生まれたばかりのカピバラの赤ちゃんの大きさは、体長25センチ、体重1.5キログラム(4月28日現在)。おっぱいを飲んですくすくと育っており、母親の後を追いかける姿も見られるとのこと。

カピバラは、別個体を合流させるのが難しい動物のため、「がんも」「マロン」「タコス」「もなか」の兄弟は移動させ、今後はカピバラの露天風呂展示場にて「キントキ」と赤ちゃん3頭が暮らす。6月予定のお見合いが成功した場合は、新しい家族として「キントキ」や赤ちゃんも一緒に暮らすことになるとのこと。

カピバラの赤ちゃんの名前を募集

現在、同園ではカピバラの赤ちゃんの誕生を記念して、カピバラの赤ちゃんの名前を募集している。前回の赤ちゃん誕生時には278通もの応募があった人気イベントで、今回もカピバラの展示場に投票箱を設置し名前を募集する。投票は5月31日まで受け付け、発表は6月7日に園内および同社公式ホームページ等で行う。

あわせて5月31日まで、おみやげ館ではカピバラグッズの割引も実施。カピバラの赤ちゃんの写真を携帯電話やデジタルカメラなどで撮影し、同園入園窓口で写真を提示すると、オリジナルシールをプレゼントするキャンペーンも行っている。シールは限定300枚で、なくなり次第終了。