インテリジェンスは11日、転職理由に関する調査の結果を発表した。対象は、同社サービス利用者の転職希望者約3万名。期間は2014年10月~2015年3月。
転職理由「ほかにやりたい仕事がある」が1位
2015年上期の転職理由調査の結果、1位は「ほかにやりたい仕事がある」(12.4%)となった。次いで「会社の将来性が不安」(9.5%)、「給与に不満がある」(7.4%)がランクインし、トップ3は前年と同じ順位となった。
それぞれ前年より0.7pt、0.6pt、0.1pt減少する一方、「雇用形態を変えたい」(2.6%、+0.1pt)が増加。働く環境や待遇の改善を理由とした転職の割合が増えたことが特徴となっている。
業界別の転職理由を見たところ「IT・通信・インターネット」「金融」「メディア」「商社・流通」「小売・外食」「サービス」の6業種では「ほかにやりたい仕事がある」が1位に。 残り2業種の「メーカー」と「メディカル」では「会社の将来性が不安」が1位となった。