エンプライズは、関東在住の30代~40代の男女を対象に「社会人の迷子・遅刻」に関するアンケートを実施した。調査は4月に行い、500名から有効回答を得た。
仕事中に迷子になった経験の有無を尋ねると、41.8%が「ある」と回答した。迷子になったことがある人を対象に、迷子が理由で遅刻した経験があるか聞くと、ほぼ半数の48.3%の方があると答えた。その際の言い訳について何と答えたか尋ねると、83.2%が「正直に迷子と答える」と回答している。
迷子になりやすいのはどんな時か聞くと、1位が「焦っている(43.1%)」、2位が「時間ぎりぎり(34.9%)」、3位が「考え事をしている(19.6%)」となった。どんな場所が迷子になりやすいか尋ねると、72.1%が「はじめて行く場所」と回答している。そのほか新宿駅(21.5%)、東京駅(21.1%)、渋谷駅(17.7%)の順となっており、ダンジョンとも呼ばれる東京の大型ターミナル駅はやはり要注意ということがわかった。
迷子にならないための対策を尋ねると、1位は「時間に余裕をもって行動する(77.0%)」、2位は「場所の確認(68.2%)」、3位は「乗り換え確認(44.8%)」だった。時間に余裕をもって行動すると回答した人に、何分前行動を意識しているかを聞くと、1位は「10分前行動(37.1%)」、2位は「5分前行動(21.0%)」、3位は「15分前行動(18.7%)」となった。
後輩の前で迷子が原因で遅刻してしまったことがあるか聞くと、17.2%が「ある」と回答した。また先輩が迷子になって遅刻しているのを目撃したことがあるかと尋ねると、21.6%が「ある」と答えている。後輩の前で遅刻してしまったときの気持ちの1位は「後悔している」で、先輩が遅刻してしまったときの気持ちの1位は「仕方ない」だった。