バイドゥは21日、本社Baiduが運営する広告配信ネットワークサービス「百度網盟123」(百度アドネットワーク)に、「日本指定」の機能を追加したと発表した。

従来のリスティング広告では日本指定が可能だったが、このたび、百度アドネットワークにおいても閲覧地域に「日本」を指定することができるようになった。これにより、来日前のみでなく、来日中の訪日中国人観光客に対して、ドラッグストアや百貨店、商業施設などは、来店のプロモーションを直前まで行えることになるという。

網盟123サービスガイド

百度網盟123は、中国国内最大のアドネットワークサービス。加盟サイト数は大小合わせて約60万サイト、1日当たりの有効表示回数は130億を超える。中国のインターネット人口の95%をカバーしており、カテゴリ別、テーマ別で掲出サイトを選定するプレイスメント、キーワード検索、サイト訪問などCookieを利用したリターゲティングの設定ができる。

バイドゥは、世界の検索市場において第2位のシェアを有するBaidu(本社:中国北京市)の日本法人。2008年1月に日本市場向け検索サービス「Baidu.jp」をリリース以降、「Baidu Type(ベータ版)」(2011年3月に「Baidu IME」と改称)や日本語入力キーボード「Simeji」など、新サービスを公開している。