エイチームのグループ会社である引越し侍はこのほど、「1人暮らし女性の自炊」に関する調査の結果を公表した。
同調査は、女性向け体調管理アプリ「ラルーン~女性の悩みケア~」で、1人暮らしをしている全国の会員が対象。1月に実施し1,057件のサンプルを得た。
求める味は「おふくろの味」?
「週のうち、どれくらいの頻度で自炊しているか」を聞いた。全体では「ほぼ毎日」が24%と最も多く、「ほとんどしない」が22%と2番目に多かった。また、朝・昼・夕でそれぞれ最も多かったのは、朝食と夕食は「ほぼ毎日」、昼食は「ほとんどしない」という回答だった。さらに朝食のみ「食べない」が18%と、1割を超えた。
「1カ月の食費、年代別の平均」では、30代が最も高く、最も安かった10代と比べると、その差は5,583円となった。全体の平均では、3万4,210円だった。
「自炊を始めた理由・きっかけ」を尋ねた。その結果、最も多かったのは、「1人暮らし開始に合わせて」という回答だった。「外食が好きではないから」、「社食がないから」、「近所に飲食店がないから」という理由に関しては、どれも5%前後だった。
「料理を作る際に参考にしているもの」で、最も多かったのは「WEBサイト・アプリ」という回答だった。また、「家族」との回答が23%と3番目に多かったため、"おふくろの味"を大切にする女性も顕在することが伺えたという。
「よく買う食材」のランキングで、1位となったのは「玉ねぎ」。上位にランクインした食材に共通して言えたのは、「安くて、何にでも合う」といった点だった。