Googleは4月1日、Google 日本語入力をデバイス化した「Google 日本語入力ピロピロバージョン」を発表した。
ピロピロバージョンは、手を使わなくても文字が入力できる画期的なデバイス。吐いた息の量をピロピロの長さに変換し、可視化。長さを赤外線センサーで読み取り、Bluetoothで送信することで文字入力を可能にした。
主な仕様は26×56×400mm(ピロピロ笛展開時)で、重量は40g(電池含まず)。Bluetoothは最新の4.0ではなく、2.1 Class2を採用しているため、電池持ちが気になるところだが、動作時間は約20時間(連続使用時)としている。BluetoothプロファイルはSPPでファームウェアバージョンアップによりHIDにも対応する。電波最大到達距離は20m。
使用可能な乾電池は単4アルカリ電池か単4マンガン電池、単4ニッケル水素2次電池1本。ピロピロ笛であるため、稼動音は最大で35dbとなる。センサーはCMOS測距センサーのみとなる。
ピロピロは、多様化するライフスタイルに合わせるため、様々なデザインを用意。発表資料からはうさぎ型やペン型を確認できる。発売日や価格は市場調査の結果次第としているが、これまで丸1年をかけて開発してきたという。
基板の回路や3Dプリンタのデータをオープンソースライセンスとして提供するため、自作も可能。入力はひらがなと英数字、絵文字の3種類。漢字入力は現在、研究中としており、担当者が体を鍛えているようだ。
なお、Googleでは手元にピロピロ笛のないあなたのために、体験サイトを開設している。
毎年恒例のGoogle日本語入力エイプリルフールネタということで、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。昨年はマジックハンドでした。
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