立教大学経営学部の秋学期科目「eビジネス&マーケティング」(大嶋淳俊講師)を受講した学生とネオマーケティングは3月31日、「異性受けするお酒の飲み方」をテーマとした共同調査結果を発表した。調査は2月24日~27日の4日間、20歳~34歳の全国の未婚かつお酒が飲めて、今まで異性と2人きりで飲食店でお酒を飲んだことがある男女1,000人を対象にインターネットリサーチで実施された。
本命の相手とお酒を飲む時のお酒の種類について聞いたところ、男女ともに「特にこだわらず自分の好きなお酒を飲む」という方が一番多いという結果となった。
異性と2人きりで初めてお酒を飲む時、うす暗いバーで飲むことについて聞くと、男性は「全然OK」が64.4%に対し、女性は35.2%と女性の方が低い結果となりました。異性と飲みに行く機会が2~3カ月に1回以上の男性と、半年に1回以下の女性とでは大きな差が出た。
2人きりでお酒を飲む時の、相手との理想的な席配置(対面、L字、横並び)を聞いたところ、相手との関係によって大きく差が出ることがわかった。
異性が飲んでいると魅力的に見えるお酒の種類を聞くと、男性では1位「カクテル」(52.2%)、2位「ワイン」(37.0%)、女性では1位「ビール」(43.0%)、2位「ワイン」「ウイスキー」(38.6%)と男女で大きく差が出た。
女性に対し男性とお酒を飲む時に、下心を感じてしまう飲み方を聞くと、全体では1位「ボディタッチが多い」(80.8%)、2位「自分の部屋に誘おうとしてくる」(73.0%)、3位「お酒を過度にすすめる」(50.2%)という結果になった。
女性に対し、本命の男性とお酒を飲む時に、相手にしてほしいお酒の飲み方を聞くと、全体では1位「飲んでる最中に終電を気にしてくれる」(61.6%)、2位「彼なりに飲みやすそうなお酒を勧めてくれる」(45.4%)という結果だった。
女性に対し、本命の男性とお酒を飲む時に、一気に冷めてしまうような行動や飲み方について聞いたところ、全体では1位「人格が変わる」(50.6%)、2位「泥酔するまで飲む」(48.4%)、3位「愚痴や説教などをしてくる」(41.6%)という結果となった。
女性に対し、甘いお酒が大好きな男性をどう思うか聞いたところ、「とてもよい」「よい」と回答した人は「本命」では66.4%、「異性の友人」では69.2%、「仕事関係」では61.0%という結果となった。
男性に対し、女性と二人きりでお酒を飲む場合、下心は多少なりともあるか聞くと、全体としては「ある」「まあまあある」が67.4%となった。異性と2人きりでお酒を飲む回数が「半年に1回以下」の方より「2~3カ月に1回以上」と回数が多い方の方が、下心を持っている可能性が高いようだ。
男性に対し、本命の女性とお酒を飲む場合、下心が多少なりともある女性と飲む場合のお酒の飲み方を聞いた。「お互いの相性を探るために多様な話題を振る」は本命の場合が下心のある場合より高く、「ほろ酔い状態にしたいため一緒に強いお酒を飲もうとする」は本命の場合より、下心のある場合が高い結果となった。