『The Divergent Series: Insurgent(原題)』北米版ポスター

米BOX OFFICE MOJOは3月20日~3月22日の全米週末興業成績を発表した。

ベロニカ・ロスのヤングアダルト向け近未来SF小説を映画化した『ダイバージェント』シリーズ3部作の第2弾となる『The Divergent Series: Insurgent(原題)』が初登場1位。『フライトプラン』(2015年)のロベルト・シュヴェンケが監督を務める。

前作に引き続き、シャイリーン・ウッドリーとテオ・ジェームズが主役を演じている他、ジェイ・コートニー、ケイト・ウィンスレット、アンセル・エルゴートら前作の主要キャストが続投。さらに、平和を司る“アミティ”の代表者・ジョアンナ・レイズ役のオクタヴィア・スペンサーや、テオ・ジェームズ扮するフォーの母親役でナオミ・ワッツらが新たに加わり、5つの共同体からなる社会で、どれにも属さない“異端者”と診断され、自ら生きる世界を模索しながら闘いを続ける主人公の姿を描いていく。



4位にショーン・ペン主演の『The Gunman(原題)』が初登場。『96時間』(2008年)を手がけたピエール・モレルがメガホンを取り、アラン・ドロン主演の『最後の標的』(1982)を現代版にリメイク。引退を決意したショーン・ペン演じる国際的スパイの主人公が、それを不都合に思う組織から逆に命を狙われ、逃走を続けるアクション・スリラーだ。   その他6位『Do You Believe?(原題)』も初登場。全米で大ヒットした『神は死んだのか』と同じ脚本家が手掛ける続編で、神の力により予想もしないかたちで接点が生まれていく12人の登場人物たちのクロスストーリーが描かれる。

前週トップの『シンデレラ』は2位、同2位の『ラン・オールナイト』は3位にランクダウンした他、5位『Kingsman: The Secret Service(原題)』など、初登場作以外の以下のラインナップはすべて順位を下げた。

北米週末興行成績TOP 10(3月20日~3月22日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 The Divergent Series: Insurgent(原題) 5,402万5,000ドル 同左 2015年 1
2 1 シンデレラ 3,449万2,000ドル 1億2,204万1,000ドル 4月25日 2
3 2 ラン・オールナイト 511万5,000ドル 1,972万2,000ドル 5月16日 2
4 The Gunman(原題) 500万9,000ドル 同左 未定 1
5 3 Kingsman: The Secret Service(原題) 460万ドル 1億1,457万ドル 未定 6
6 Do You Believe?(原題) 400万ドル 同左 未定 1
7 6 The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題) 345万ドル 2,412万5,000ドル 未定 3
8 4 フォーカス 330万ドル 4,940万3,000ドル 5月1日 4
9 5 チャッピー 265万ドル 2,830万ドル 5月23日公開 3
10 7 スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo! 235万ドル 1億5,879万4,000ドル 5月16日 7