東京都・汐留のパークホテル東京で、第2回となる「Park Night 2015: Meteorite」を開催する。日時は3月21日 20:00~23:00。会場は同ホテル25階のアートラウンジ。入場料は2,000円。

「Park Night 2015: Meteorite」タイトルロゴ

同イベントは、会場を縦横無尽に使った作品展示と貴重な映像プロジェクションを中心に、最先鋭のアーティストがさまざまなプログラムを展開する一夜限りのパーティープログラム。入場制限がかかるほどの盛況となった「COVERED TOKYO: PARK NIGHT, 2014」から一年、今回はイタリアを代表するリキュール「カンパリ」をイベントパートナーに迎え、タイトルに冠した「メテオリーテ(隕石)」に灼き尽くされるように、会場はカンパリの赤とアートに染まる。

まずは、サウンドアーティストの角田俊也によるスペシャルパフォーマンスが開宴を告げると、続いては、ファッションとアートを結ぶ「グリッチ刺繍」で知られるアーティスト、ヌケメを中心とするユニット「ヌケメバンド」、全身美術家/全身音楽家の山川冬樹によるパフォーマンスが続く。また、吹き抜けとなっている壁面では、泉太郎による映像作品を上映。これまであまり見る機会のなかった初期作品をはじめとする、泉の原点を知るうえで貴重な作品をサイレントにてプロジェクションする。

昨年の「Park Night」の様子 Photo by Akihiro Kawauchi

Taro Izumi Installation view of the "Roppongi Crossing 2013: OUT OF DOUBT" at Mori Art Museum, Tokyo 2013 (c)Taro Izumi, courtesy of Take Ninagawa / Photo by Keizo Kioku

やくしまるえつこ「Λ Girl」2013年 豊田市美術館での展示風景 (c)やくしまるえつこ

さらに、巨大なマスコットや闇に葬られたキャラクターを甦らせる手法で注目を集める山下拓也と、音楽家として「相対性理論」など数々のプロジェクトを手がけるほか、多岐にわたる活動を一貫してインディペンデントで行うやくしまるえつこによる特設展示は、3月29日まで見ることができる。

そして「PARK NIGHT」ならではの企画として、荻野僚介、ミヤギフトシ、毛利悠子、やくしまるえつこという4名のアーティストが、パークホテル東京が誇るバーテンダー・鈴木隆行とのコラボレーションによって、カンパリを使った新しいオリジナルカクテルを創出し、一杯のカクテルグラスに各々の世界観を投影する。