Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは3月12日(米国時間)、「Chromium Blog: Chrome 42 Beta: Push Notifications, Promoting Add to Home Screen and ES6 Classes」において、Chromeの最新ベータ版となる「Chrome 42」にプッシュ通知機能などを追加したと伝えた。同機能により、ブラウザが開いていない状態でも通知機能を利用できるようになり、よりネイティブアプリケーションに近い動作が実現される。

プッシュ通知機能はユーザが使用を許可した場合にのみ利用可能。利用を許可した場合、WebデベロッパはプッシュAPIを利用できるようになり、遠隔からサービスワーカーを起動して通知などを実施できるようになる。この機能を利用するには、Google Cloud Messagingの機能が必要。Chrome 42ベータ版に追加された機能は必要最小限のものだが、今後こうした機能の強化が進むものとみられる。

Chrome for Android版では、優れたクオリティのサイトまたはWebアプリケーションに限り、ホームスクリーンに追加するためのメニューが自動的に表示されるようになったほか、JavaScriptにおいてES6のclassシンタックスが利用できるようになった。classシンタックスを使用することで、よりオブジェクト指向的な記述が可能になる。