かわいい保護猫たちの「ねこ親」を募集中

動物の殺処分0(ゼロ)を目指して活動する団体「ちばわん」は、公式サイトにて、保護猫の「ねこ親」を募集している。

たくさんの保護猫たちを公開

「ちばわん」は250名を越えるボランティアからなる団体。殺処分0を目指して、無責任な繁殖に反対し、不妊・去勢手術の推進、行き場を失った犬や猫を保護し、家族として迎える「いぬ親」「ねこ親」を捜す活動を行っている。

同団体では、公式サイトで「ねこ親」の募集を行っている。「はんべい君」(オス)は推定11カ月の黒猫。怖がりだが、おなかが空くと鳴いて催促するときもあるという。「わかめちゃん」(メス)は、ごはんが欲しい時と甘えたい時には「ピィー・ピィー」と、かわいい声で鳴く白と黒の猫。

運動神経抜群で、1日中遊んで大騒ぎしている「格之進君」(オス)は、推定6カ月のキジトラ。「つきまるくん」(オス)は、おっとりとしていて自己主張は控えめな大人しい猫で、おもちゃがあれば1匹でもくもくと遊んでいる。

とても活発な「ラスクくん」(オス)は、人が大好きで、名前を呼ぶと返事をするという。「ダージリンちゃん」(メス)は、好奇心旺盛で元気いっぱいな女の子。

「チロルちゃん」(メス)は、丸顔でアーモンドのような大きな目が愛らしい猫。「すざく(朱雀)ちゃん」(メス)は、とても怖がりな性格だが、それを個性として長い目で見守ることができる家族を求めている。

譲渡までの流れ

サイト上で気に入った保護猫がいた場合、サイトに設けられている申込みアンケートに必要事項を記入して送信する。数日中に、預かりボランティアから連絡が入り、ボランティア先や譲渡会などで実際に猫と対面する「お見合い」を実施する。

「お見合い」後、保護猫は自宅まで届けられ、1カ月のお試し生活に入る。問題がなければ、正式な譲渡へと進む。

「ねこ親会」も開催

譲渡会「ねこ親会」も各地で開催中。譲渡会には、預かりボランティアも付き添っているため、普段の様子を聞くこともできる。3月～5月の保護猫の譲渡会スケジュール(予定)は下記のとおり。

3月22日/品川ねこ親会(西大井)、29日/市川ねこ親会、5月24日/品川ねこ・いぬ親会(西大井)。

イベントの詳細や、これまでの譲渡会のレポートなどは、公式サイトで案内している。

申込みにあたって

なお、保護猫は先着順ではなく、それぞれの猫の性格にあった家、環境への譲渡を目指している。場合によっては、他の猫をすすめる場合もあるとのこと。また、同団体では飼育環境確認のため、猫は自宅まで車で送り届けている。車で猫を届けられる範囲として、申込みは関東近県の人からのみ受け付けている。

ワクチン・不妊手術代など保護猫にかかった費用は、家族になるねこ親にも負担をお願いしている。