日本気象協会は3月6日、日本全国88地点の桜(ソメイヨシノ)の第3回開花予想および満開日の予想を発表した。なお、長野県伊那市(高遠城址公園)ではタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市・留萌市・旭川市・網走市・帯広市・釧路市・浦河町ではエゾヤマザクラ、根室市ではチシマザクラを対象としている。
同協会によると、3月半ばまでは寒気の影響を受けて平年より気温の低い日が多くなるが、それ以降は暖かい日が多くなる予想となっている。このため、九州から関東地方の予想開花日はおおむね平年並みとなり、ところによっては平年より早くなるとのこと。高知・和歌山・長野では平年より3日早い見込みとなっている。
満開日は、福岡・大阪・名古屋・東京では4月上旬、仙台では4月中旬と予想されている。北海道ではゴールデンウィーク頃から、九州地方・四国地方では3月最後の週末から花見を楽しめるとのこと。また、関東地方より西の広いエリアでは4月最初の週末に花見シーズンを迎える見込みとなっている。